8ing REPORT

8ingレポート

社内勉強会のご紹介~デッサン会

エイティングではゲーム開発スタッフが個々のスキルを磨いたり、知識やノウハウを共有したりする場を設けています。

今回紹介するのは、デザイナー職が対象となるデッサン会です。モデラー、背景モデラーを主に対象としていますが、エフェクトやUI人員などデザイナーなら限定せずに参加しています。

週1回、業務時間後の2時間程度を使い、毎月決めたテーマに沿ったモチーフでデッサンを行っています。
モチーフは、まずは基本形状、そのあと応用となる自然物など成長に応じた難易度を考えつつ進めています。

参加ルールは道具を持参すること以外には特に設けず、各々の業務や都合に合わせて自由参加となっています。

デッサン会のねらいとしては、まず「観察力の向上」が挙げられます。
モデリング、テクスチャ作成、ライティングなどゲーム開発におけるデザイン業務において実物の観察は不可欠なものです。
デッサンを通して物をしっかり観察し、紙の上にアウトプットすることを継続的に学ぶことで、業務における制作物にも還元できると考えています。

さらに「定期的に基礎力を向上する機会を設けること」が挙げられます。
仕事に追われるとなかなか基礎向上に時間が割けない状況になります。
3Dを扱う業種ですと、案外絵を描くという機会は減っていきます。また、業務の中で鍛えられるスキルについても偏りが生じます。
普段できないからこそ、定期的に自己のスキルを見つめなおしたり静かに観察する機会をあえて作ることが大切だと思っています。
それを個々人に任せるのではなく、職場の仲間と行うことでのモチベーションの維持やお互いのスキルの把握など、コミュニケーション面でのねらいもあります。

デッサンは業種に関係なく「見ること」を鍛える行為なので総合的な技術向上のため継続して行っていきたいと考えています。

 

開発スタッフのみなさんが学生時代に学んだことを、業務の中で活かし、さらに伸ばしていけるように、これからも様々な施策に取り組んでいきます。

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